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普通な時代から常識を超えることが当たり前の自然災害

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Date:2019-10-15(Tue)

この夏公開された新海誠監督の映画「天気の子」では、気候変動のため東京の街の1階あたりは水没し、人々は高層階で暮らしている。映画は広い意味のSFだが、それがSFに思えない、リアルな映像だった。

時間がたつに連れて被害の全容が明らかになってきた。あらためてご冥福とお見舞いを申し上げます。

住宅地の家々をあらうような濁流をテレビで見ながら、昨年7月の西日本豪雨を重ね合わせた。長野市穂保地区、宮城県丸森町、福島県伊達市と、次々に浸水地域が判明していく。

西日本豪雨では11府県に大雨特別警報が出されたが、今回はそれを上回る13都県に発表された。それほど広範囲で記録的な豪雨だった。

普通は秋が深まってくると海水温が下がる。ところが日本のすぐ南の海水温は27度以上あり、平年より1~2度高かったという。エネルギー源の水蒸気を多量に取り込んだ台風19号は、非常に強い勢力を保ったまま本州に近づいた。

気象庁は60年以上前の狩野川台風を引き合いに、早くから警戒を呼び掛けていた。そんな「数十年に一度」というフレーズが、毎年、いやことによると一夏に何度も発せられるようになった。当時のような情報メディアが発達してなければ、もっと大きな被害が出ていたとも誰かが語ったが、そんな話ではない。

こうなると「普通は」という言い方はもはや意味をなさない。特別が普通になってしまった。地球環境は既に過去の常識が通用しない新しい段階に突入している。

今後も来年も起こりうる自然災害ということか。




2019.10.15 | | 日記



頻繁に起こる自然災害と大きさに根本対策は

201910140241111ef.jpgDate:2019-10-14(Mon)

昨夜のワールドカップはさすがに興奮した。一方で一昨日の被害の大きさ、広範囲な自然災害。決壊する堤防、ハード対策も限界が今回も露呈した。

記録的な暴風雨に厳戒態勢が敷かれる中、台風19号が一昨夜、首都圏を直撃した。東京など12都県に大雨特別警報が発令された。各地から河川氾濫や住宅被害などの情報が刻々と伝えられた。

発生から短期間で勢力を強めた。海面水温が高く、水蒸気が多い太平洋上を進んだことで中心気圧が一気に低下する「急速強化」という現象が起きたことが、想像を超える強風と大量の降雨につながった。

気象庁は臨時記者会見、異例の警告が響いたのか、万一に備える動きが日本中に広がった。

新幹線や在来線が計画運休したほか、各自治体は早くから避難所を設置した。保存食やブルーシートを大量に買い求める人も多かった。

各地でイベントを中止や延期にするなど、先手をとった対応が目立った。

身を縮め、家にこもって危険をやりすごすのも懸命な判断といえた。日本を直撃する台風は最近、想定を上回る被害をもたらしている。千葉県などを襲った先月の15号の爪痕はまだ癒えていない。巨大台風にしては不謹慎だが死者は限られたもしれないが、これ以上の巨大台風が来たら命もそれも守る堤防もあったものではない。

地球温暖化が進むと巨大台風による災害リスクが増すと国連機関が指摘している。温暖化対策、CO2削減、再生エネルギーと声だかにさけばれるが一向に進まない。原子力発電は、もはや『かやのそと』のような昨今の状況だ。電力の自由化で人材も維持費用、設備投資もかつての余力はない。関電問題で一層、拍車をかけている。

いま、本当に考えねばならないのは、命を守る危機管理だけではない。

2019.10.14 | | 日記



自然のこわさを考慮した機能美

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Date:2019-10-13(Sun)

大変な台風だった。自然にはさからうことはできない。

ところで、帆船は美しいが、軍艦が目的を外すと機能美というものがある。余分な飾りを排し機能を追求した結果、現われる美しさを意味するこの言葉がある。風や波などあらゆる場面を想定しての軍艦でせんかん『大和』はその極みと言った方がいた。

一方、建物でも広島県福山市神辺町の江戸時代後期に築造された「砂留すなどめ20191012092234bbf.jpg(広島県福山市にある砂留)
」という石積み砂防堰堤えんていを見た。

川の流域住民は古くから甚大な土砂災害に苦しめられてきた。これを防ぐため、福山藩は蓄積されてきた日本の石垣構築技術の粋を集め、石を積み上げる砂留を数多く築造した

そのうち11基が現存し、8基が国登録有形文化財となっている。驚かされるのは、200年近くを経た今もその機能を維持していることだ。同県などで甚大な被害を出した昨年7月の西日本豪雨の際も、被害を抑止する役割を果たしたという

それを可能にする理由は何なのか。広島県がまとめた砂留の調査報告書によれば、技術の基本は、自然の脅威に対し、力で制御するのではなく折り合いをつける謙虚な姿勢なのだという。

合理的な強靱きょうじんさ、自然と調和した造形に現代人が学ぶべきものは多い。

2019.10.13 | | 日記



環境に優しいはずの被覆肥料がーー。

Date:2019-10-12(Sat)

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今回の気象庁の発表は異例も異例だ。『記録的な大雨や暴風となる恐れがある』と。大雨特別警報を出す可能性もあり、気象庁は風雨が強まる前の安全確保のほか、河川の増水や氾濫、高潮などに警戒するよう呼びかけている。

東京はスーパーもホームセンターも台風に備えての準備でどこも人であふれていたとの報道。

ところで季節は新米が味わえる。米作りには出荷までに88の手間があるという。米の漢字を分解すれば「八十八」になることにかけ、先人たちは農家が大切に育てた米を粗末にしてはならないと戒めた。省力化が進んだとはいえ、自然相手の農業に苦労は多い。

新しい技術が今、農作業に難題をもたらしている。水田にまいている小さな粒状の「被覆肥料」が生態系に悪影響を及ぼすという。元凶は肥料を包むプラスチック製の「殻」だ。

米の収穫までに農家は何度も肥料をまく必要があったが、被覆肥料は殻の中の肥料成分が稲の成長に合わせて溶け出す。画期的である半面、殻が湖沼などに流れ出る恐れがある。

琵琶湖を抱える滋賀県は、農家の負担軽減だけでなく過剰な肥料の使用も抑えられるとして、利用を推奨してきた。昨今のプラスチックごみ問題である。使用をやめろというのは簡単だが、普及の背後には理由がある。農業ならば高齢化や後継者不足が挙げられる。

話を戻すが台風の連続の来襲。それも大型化、温暖化対策やプラスチックごみ抑制と難しい時代だ。それでも備えはは大事。

2019.10.12 | | 日記



小中学校の組体操(神戸市長の中止要請と骨折)

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Date:2019-10-09(Wed)

我々世代、団塊の世代の価値観というか、これが当たり前という考えは通用しなくなっている。

ひとつの例が、神戸市教育委員会は7日、今年8月末以降、運動会の組み体操の練習中に、市立小中学校30校の児童や生徒51人が負傷し、うち6人が骨折したと発表した。

同市では、久元喜造市長が8月、組み体操の見合わせを市教委に要請していたが、市教委は「一体感や達成感が得られる演目だ」などとして、継続していた。市教委は「来年度以降は中止を含めて検討したい」としている。


市教委が、8月末から10月5日までの事故状況を市立小中学校に聞いたところ、6人が骨折し、1人が脱臼。捻挫が10人、打撲が16人だった。

我々の小学、中学、高校時代は、組体操は運動会の必須演技と思っていた。私の友人も三角ピラミッドで骨折者を出したが、中止されることはなかった。 

神戸市内では昨年度までの3年間に123件の骨折事故が起きていた。これを受け、久元市長は8月2日、市教委に組み体操の見合わせを文書で要請し、その後もツイッターで「やめる勇気を持ってください」などと学校関係者に直接訴えていた。

新聞報道だけだが、ひとつの疑問がどうして、こんなに多くの骨折者が出るのか、二つ目には市長の要請は、これに基づくものであり教育委員会がどうして練習を続行したのか、等々の疑問だ。骨折やけが人が小中学生で多くなっている原因の分析や市長と教育委員会の力関係など、従来の常識では通じない変化があることは確かだ。

教育委員会での市長の権限は法律で強くなった。組体操は、けが人も多く、取り止める学校も多くなっている。

クラブ活動で常識を超えた殴る蹴るは問題だが、教師が平手で生徒をたたく光景は目にしても誰も問題視はしなかったことが、いまでは、いまでは許されない。



2019.10.11 | | 日記



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プロフィール

furaibo

Name : furaibo
【経歴】
1952年 四国高松市生まれ
1976年 神戸商船大学卒
1976年 日本原子力発電勤務
1999年 敦賀市議会議員5期20年
2019年 フリー
【家族】
妻、息子2人、孫3人

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