お盆の京都
Date:2019-08-14(Wed)
お盆の京都ははじめてだ。目に入るのはお坊さんが忙しいそうに家々を回ること。
もうひとつはスーパーに「お盆セット」という野菜セットが並ぶこと。正直、はじめて見る光景だ。
お精霊さんを「馬のように早く」ときゅうりの馬でお迎えして、「牛のようにゆっくりと」となすびの牛で帰っていただくようにと祈りをこめる精霊馬のためのきゅうりとなすび。お供えのかぼちゃやサツマイモなどが入っている。意味がよくわからなくと聞くと親切に教えてくれる。
風来坊の私にはお精霊さんをお迎えしたりお送りするという行事をしたことがなかった。
ほとんどが、墓参りで済ませていた。高松、金沢、東京と忙しく墓参りをした年もあった。精霊棚というものも見たことがなかった。
お盆に「先祖を迎えて、お送りする」という感覚が身についていない。
送る行事といえばやはり、8月16日の「五山送り火」が有名です。まるでファイアーワークイベントのように思っている人も少なくない。「大文字焼き」なんて言うと京都の人は顔をしかめるのでご注意を。五山送り火はお盆でこちらに帰ってきていたご先祖さまをお送りする行事として、各山の保存会の方が大事に守っている。また、16日以降にご報告。
京都のお盆
2019.08.14 | | 日記