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電柱も劣化する。

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Date:2019-09-14(Sat)

千葉県の被災者や復旧工事にあたる皆さんにあらためてお見舞い申しあげます。

むかし、30年にもなるか、電力中央研究所で電柱について学んだことがある。古いノートを引きずり出すと電柱も劣化する。コンクリートの電柱も強風で曲がる、コンクリートの中に鉄筋が入っていて、それで強度が保たれるとも。劣化診断も大切とか。

曲がればヒビも入る、海岸近くだと塩害もあるとも。電柱は日本全国で、その数は35000万本を超えるとも。高度成長下、木柱からコンクリートへ。その供用50年を超える電柱が激増している。適切に更新を含めた維持管理をしていく必要がある。

台風15号の影響で千葉県を中心に広い範囲で停電が起きている要因のひとつに80を超える電柱が倒れたり、倒木で電線が切断されたりと強い風によるさまざまな要因で広範囲に停電が起きている。

こうしたケースは現地に行かないと具体的な被害状況が分からないが、倒木などで近づけないことも多い。このため大量の機材や人員を投入しないと対処ができず、時間がかかる。

関東の電気工事会社の友人いわく「東京電力はもちろん、関係会社の職員も昼夜で復旧にあたって、もうくたくたと。いかんせん被害が想定以上で人数も重機も不足している』と正直なところだろう。

去年も台風によって関西や中部で大規模な停電が発生している。従来は風に対して基準を満足するような形で電柱などが作られてきたが、最近はそれを上回るような風による被害が増えている。

台風だけでなく地震などもあり、より強い電柱や鉄塔に今後、置きかえていくことが対策としてはある。しかし、電力の自由化による競争力を求められる電力会社にとって、長期的に見て電力供給全体の強じん化はわかっていても現状は難しい。

まずは電気を使う私たちが台風や地震で停電したときにどうすれば身を守れるかを考え、日頃から備えていくことが大事だとの千葉県の方々には申し訳ないが、今後もおこりうる、大きな教訓と思う。

2019.09.14 | | 日記



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プロフィール

furaibo

Name : furaibo
【経歴】
1952年 四国高松市生まれ
1976年 神戸商船大学卒
1976年 日本原子力発電勤務
1999年 敦賀市議会議員5期20年
2019年 フリー
【家族】
妻、息子2人、孫3人

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