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自治体の温浴施設で考えること。

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Date2019-11-27(Wed)

自治体で温泉施設を設置した時期がある。温泉施設は、他の公共施設とは異なり、収益性が求められる性質を有している。

つまり、これを運営にするにあたっては、収支の赤字黒字が重要視される傾向にある。

多くの自治体の運営には管理の難しさ老朽化や多額の財政負担を伴ってきたことから、その存在意義や施策としての妥当性などに対し、抜本的な対策が議論されている。例えば、上越市や横川市など、数多い。

先日、敦賀市の大規模温浴施設「敦賀きらめき温泉 リラ・ポート」(2002年開館)を訪れてた。

ここは前事業者からの指定管理業務の引き継ぎを巡り揺れている。現事業者は17年7月、前事業者から引き継ぎを断られたまま暫定的に運営を始め、損害金も発生していると主張し、事態を重く見た市議会が今年9月、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委)を設置し、市に不適切な対応がなかったかなどを調査中だ。

私も市議として本年4月まで建設、運営までつぶさにみてきたものとのとしての責任のいったんがある。当日、利用された市民や従業員から今後の不安を語っていた。市民からは「できるだけ存続してほしい」との率直な声、従業員からは「将来、このまま雇用しているもらえるか心配」と切実なる声だった。

市議会の百条委員会は地方自治法に規定された運営上の問題点を指摘する重要な委員会で敦賀市側(理事者)の不適切なことを指摘する。これはこれで大事かもしれないが、毎年5000万円以上の赤字を計上する運営や老朽化が進む施設をどうするかなど、将来への肝心な議論がなされていないのではないか。

将来にわたっての市民の立場にたった設備運営や長期修繕計画など、大事なことが抜け落ちたまま百条委員会だけが先行しているように思う。

2019.11.27 | | 日記



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プロフィール

furaibo

Name : furaibo
【経歴】
1952年 四国高松市生まれ
1976年 神戸商船大学卒
1976年 日本原子力発電勤務
1999年 敦賀市議会議員5期20年
2019年 フリー
【家族】
妻、息子2人、孫3人

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