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尾瀬湿地を守ることと中池見湿地(敦賀市)を守ること

20191128052141c0b.jpeg尾瀬湿地
Date:2019-11-28(Thr)

尾瀬の湿原の素晴らしさは一度行けば、必ず感動し、魅了される人は多い。ただ、尾瀬は大規模な水力発電計画があり、度重なる戦争や震災で大規模な開発が難しかったこと、また、当時から尾瀬の自然は守るべきだという声が強く、政府内も二分されていたことなどがあり、計画が実現しないまま、尾瀬は1951年(昭和26年)の東京電力設立時に、前身の会社から引き継がれた。
それが、尾瀬と東京電力の出会いの始まり。現在も、尾瀬国立公園全体の約4割、特別保護地区の約7割の土地を所有している。

昭和30年代後半に、尾瀬の美しさにひかれてやってくるハイカーの数が増えるにつれて、また、当時は木道や公衆トイレなどの設備が整っていなかったため、尾瀬の自然は瞬く間に荒廃していった。

東京電力は、その頃から、一度失われた自然を守ろうと、尾瀬の“自然保護”に力を注ぐようになった。湿原を踏み荒らすことなく、人と自然が触れ合えるように、約20km(全長65km)にわたる木道を敷設したり、アヤメ平の湿原回復作業などに取り組んで、経営が苦しいなかでも年間5億程度をかけている。自然と人が共生するとはこういうことだ。民間での自然保護は東京電力だからかもしれないが、海外では事例がある。

福井県敦賀市にある中池見湿地は大阪ガスの大規模なタンク基地建設中止、そして4億円の寄付と共にビジターセンターなど、大阪ガスから受け取った。

また、ラムサール条約湿地に登録申請し2012年に登録された。中池見湿地は、市街地のほど近く、周りを山に囲まれた25ヘクタールほどの小さな湿地だが、泥炭湿地や豊か自然に恵まれているが、維持管理には年間2千万円と人の管理がいる。

尾瀬とは規模は違うがいま、中池見湿地のバリアフリーとして唯一のスロープの廃止や冬季閉鎖は、人との共生をやめたに等しいと思われる。大阪ガスから受けとるとき、ラムサール条約を申請など、金がかかると覚悟をきめたはず。中池見をどうしようとしているのか、一方で「人道のみなとムゼウム」建設、その後の運営では多額な経費が必要だ。予算や観光という視点で中池見湿地をは今後、どうしようとしているのか、疑問が残る。もっというと本末転倒とも思える措置だ。

2019.11.28 | | 日記



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プロフィール

furaibo

Name : furaibo
【経歴】
1952年 四国高松市生まれ
1976年 神戸商船大学卒
1976年 日本原子力発電勤務
1999年 敦賀市議会議員5期20年
2019年 フリー
【家族】
妻、息子2人、孫3人

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